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2015.12.12 『Japan IT Week ビックデータ活用展 秋』のブース運営分析レポート


 2015年10月28日(水)から30日(金)まで開催されました、『Japan IT Week ビックデータ活用展 秋』へ出展し、多くの方々にご来場いただきました。その参加のご報告と、ブース内の運営分析結果をレポートします。

■サマリー

 展示会では通常の店舗とは異なり、多くの方々が縦横無尽にブース間を流動するため、一般的な設定よりも広い範囲をブースに影響する周辺エリアとし、測定を行いました。

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  展示会全体では主催者側発表の来場者数は、28日(水)12,587名、29日(木)13,618名、30日(金)14,217名であり、WALK INSIGHTSでも3日間に渡り6.3%の微増となっているため、傾向を正しく反映しているといえます(主催者側の発表には主催者および出展者は含まれていません)。また、WALK INSIGHTSのブースへの訪問率は9.33%であり、滞在率は67%でした。さらに展示会では”お客様の名刺の獲得数(率)”が目標のひとつであったため、3日間の平均名刺獲得数を計算すると、222枚であり、名刺獲得率は34%でした。

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■ブース外通行量

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  3日間のブース外通行量は、主催者側発表の来場者数の推移と一致した傾向を示していました。棒グラフの濃い青色の部分は再訪問の方々ですが、これは来場者以外にも他のブースの主催者であると思われます。

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 時間帯別のブース外通行量は、14時にピークを迎えていました。

■ブースへの訪問

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3日間のブースへの訪問者数は店外通行量と同様に微増しましたが、訪問率に注目すると2日目のなか日に微減となっていました。2日目はブース内の対応スタッフの人数が1日目および3日目と比較し少なかったために、十分な呼び込みなどができなかったためではないかと推察しています。

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時間帯別のブースへの訪問者数は、ブース外通行量と同様に14時にピークがありますが、午前中の11時にもピークがあり、昼食時間には訪問者数が減っていました。この傾向は初日から表れていたため、データに基づき12時より休憩を回し、14時前後のピークに備える体制を整えることができました。

■ブースへの滞在

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ブースでの滞在時間は、全体では9.34分であり、これは、初日の結果を受け1日200枚以上の名刺獲得を達成するための指標として設定した、接客時間目標10分/人に非常に近い値でした。再訪問1〜5回では初回よりほぼ2倍の18.24分の滞在となっていました。再訪問をしていただいた方々は、ブースへ1度訪問をいただいて、混んでいて再訪問されたり、より詳しく説明を聞きたいという方々も多くいらっしゃいました。

■滞在者の名刺の獲得

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 前述した時間帯別の通行量及び訪問・滞在客の傾向を元に追加人員の確保ならびにKPIの設定を行った結果、2日めにスタッフ数が少なく、名刺獲得率も下がりましたが、結果的には目標を達成することに成功しました。一般的に3日目の来場者数が会期中最も多くなるということは事前の情報収集により想定していたことと、1、2日目の実際の結果をもって最終日に最大の成果を得るという戦略を取ることが可能となりました。

■訪日外国人分析

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 IT関連の展示会という特性上、出展社も多かった韓国が32%と最も訪日外国人構成比率が高くなりました。これは当日の体感値とも合っています。都内の一般的な商圏ではほとんどの場合中国が最多であるため、特徴的な傾向が現れました。

■まとめ

 今までは展示会に出展しても、具体的な数値としての目標などは名刺数や主催者発表の来場者数程度でしたが、WALK INSIGHTSを利用するとブース外通行量、訪問、滞在、訪日外国人の割合なども把握ができ、勘や推測ではない事実に基づいた客観的なブース運営が可能となり、またスタッフの配置なども効率的に行うことが検証できました。

12月 12, 2015